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【任意売却】競売との違いとは?手元に残るお金の差|岡山市の咲良不動産

住宅ローンの返済が苦しいとき、競売と任意売却はどう違う?

岡山市中区・東区や赤磐市で不動産のご相談を受けていると、「住宅ローンの返済が厳しくなってきた」「金融機関から督促の連絡が来た」というお話をいただくことがあります。誰にでも起こり得ることですし、決して珍しいご相談ではありません。

住宅ローンの滞納が続くと、最終的に「競売」という手続きに進んでしまいます。ただ、その前段階で「任意売却」という選択肢を取ることができれば、手元に残るお金にも、その後の生活の立て直しやすさにも、大きな違いが出てきます。

今日は、これまで岡山市内を中心に1000件以上の不動産取引に携わってきた立場から、「競売」と「任意売却」がどう違うのか、そして手元に残るお金にどれくらいの差が出るのかを、できるだけ分かりやすくお伝えします。

競売と任意売却の基本的な違い

まず、それぞれがどういう仕組みなのかを整理しておきます。

競売は、住宅ローンの返済が滞ったときに、裁判所の手続きを通じて強制的に不動産が売却される仕組みです。所有者であるご本人の意思とは関係なく、裁判所が定めた手続きに沿って進められます。

任意売却は、住宅ローンを借りている金融機関の同意を得たうえで、所有者ご自身の意思で不動産を売却する方法です。手続きの進め方としては、通常の不動産売買とほぼ同じ流れになります。

この「強制的に売られるか」「自分の意思で売れるか」という違いが、最終的に手元に残るお金の差にも直結してきます。

なぜ競売は売却価格が安くなるのか

岡山市内で不動産の売却をお手伝いしていて実感するのは、競売と任意売却では、買い手側の受け止め方がまったく違うということです。

競売で物件を購入する方は、次のようなリスクを負うことになります。

  • 室内を事前に内覧できない(外観や登記情報など限られた情報のみで判断する必要がある)
  • 設備の不具合や瑕疵があっても、売主に保証を求められない
  • 前の所有者がまだ住んでいる場合、退去交渉を自分で行う必要がある

こうしたリスクがある分、競売では買い手が価格を低めに見積もる傾向があります。一方、任意売却は通常の不動産売買と同じように、内覧をしたうえで購入を検討していただけるため、価格は市場相場に近い水準で成立しやすくなります。

手元に残るお金はどれくらい違う?具体的な金額差

実際に、どれくらいの金額差が出るのか、市場価格3,000万円の住宅を例に考えてみましょう。

  • 任意売却の場合:市場価格の8~9割程度、目安として2,400万円~2,700万円前後で売却できるケースが多く見られます。
  • 競売の場合:市場価格の5~7割程度まで落ち込むことがあり、目安として1,500万円~2,100万円程度にとどまるケースも少なくありません。

単純計算でも、その差は数百万円にのぼることがあります。もちろん物件の状態や立地、時期によって金額は変わりますが、岡山市中区・東区や赤磐市エリアでも、この傾向は基本的に同じです。

住宅ローンは、売却代金を返済に充てたあとも残債が残ることがあります。売却価格が高いほど残債は少なくなり、その後の生活を立て直しやすくなります。逆に、安い価格で売却せざるを得ない競売では、残った債務の返済負担が重くのしかかってしまうことになります。

金額以外にもある、競売と任意売却の違い

競売と任意売却の違いは、売却価格だけではありません。生活面や精神的な負担にも差が出てきます。

  • 引越し費用:任意売却では、売却代金の中から引越し費用の一部について金融機関に配慮してもらえる場合があります。競売では、原則としてこうした配慮はありません。
  • 引越しの時期:任意売却は、お子さんの学校の区切りなど、ご事情に応じてある程度相談できる余地があります。競売は裁判所の手続きに沿って強制的に進むため、時期を選ぶことができません。
  • 周囲に知られる可能性:任意売却は通常の売買として進めるため、周囲に事情を知られにくい形で進めやすいです。競売は、裁判所の公告やインターネット上の情報として公開されるため、近隣の方の目に触れる可能性があります。
  • 精神的な負担:ご自身の意思で進められる任意売却は、裁判所主導で進む競売に比べて、精神的な負担が軽くなる方が多いようです。

岡山市内で任意売却を進める一般的な流れ

「任意売却」と聞くと手続きが複雑そうに感じるかもしれませんが、大まかな流れを知っておくだけでも不安は和らぎます。岡山市中区・東区や赤磐市エリアでご相談いただく場合、おおむね次のようなステップで進みます。

1. まずは現状のご相談から

ローンの残高、滞納状況、金融機関からの通知内容などを整理します。この段階で「まだ間に合うのか」「どんな選択肢があるのか」を一緒に確認していきます。

2. 金融機関への任意売却の申し入れ

ローンを借りている金融機関(保証会社)に対して、任意売却を行いたい旨を申し入れ、同意を得ます。金融機関とのやり取りは専門的な部分も多いため、私たち不動産会社が窓口となってサポートします。

3. 販売活動(通常の売却とほぼ同じ)

同意が得られれば、通常の不動産売却とほぼ同じ流れで販売活動を行います。内覧対応や価格交渉を経て、購入希望者との間で売買契約を結びます。

4. 売買契約・引き渡しと残債務の整理

売却代金で住宅ローンを返済し、残った債務については、金融機関と今後の返済方法について話し合います。状況によっては、弁護士や司法書士など他の専門家と連携しながら進めることもあります。

このように、任意売却は決して特別な手続きばかりではなく、ご相談から引き渡しまで一つひとつ丁寧に進めていくものです。だからこそ、早い段階でご相談いただくことが、選べる選択肢の幅を広げることにつながります。

任意売却には条件がある – 早めの相談が何より大切

ここまで任意売却のメリットをお伝えしてきましたが、誰でも自由に選べるわけではない点には注意が必要です。任意売却を行うには、住宅ローンを借りている金融機関の同意が必須です。また、競売の手続きがすでに進んでいる場合は、「開札日」の前日までに売却を完了させる必要があります。開札日を過ぎてしまうと、任意売却という選択肢自体がなくなってしまいます。

つまり、任意売却という選択肢を取れるかどうかは、時間との勝負という面があります。「まだ大丈夫」「もう少し様子を見よう」と先延ばしにしているうちに、気づいたときには競売の手続きが進んでしまっていた、というケースも実際にあります。

住宅ローンの返済にご不安を感じたら、できるだけ早い段階でご相談いただくことを強くおすすめします。早めに動くことができれば、それだけ選べる選択肢が多く残っています。

まとめ – 岡山市中区・東区・赤磐市で任意売却をお考えの方へ

競売と任意売却では、手元に残るお金に数百万円単位の差が出ることがあります。それだけでなく、引越しの時期や周囲への配慮、精神的な負担という面でも、任意売却には大きなメリットがあります。

ただし、任意売却には金融機関の同意や期限といった条件があるため、「早めに専門家へ相談すること」が何より重要です。状況によっては弁護士や司法書士など、他の専門家と連携しながら進める必要がある場合もあります。まずは現在のご状況を整理するところから、一緒に考えさせてください。

住宅ローンの返済にお困りの方、競売の通知が届いて不安を感じている方は、決してお一人で抱え込まず、岡山市中区・東区・赤磐市エリアで1000件以上の取引実績がある咲良不動産まで、お気軽にご相談ください。

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