【不動産業界の本当の話】宅建士の資格だけでは分からない|岡山市で「良い担当者」を見分ける3つの視点
岡山市で家を売る・買うときに、本当に見るべきは「会社」より「担当者」
不動産会社選びで、口コミサイトや会社の実績を比較検討される方は多いと思います。ですが実際に売却や購入の相談を進めていくと、最初から最後まで窓口になるのは「会社」ではなく「担当者一人」であることがほとんどです。岡山市中区・東区・赤磐市エリアでも、「会社は大手で安心だったはずなのに、担当者との相性が悪くて疲れてしまった」というご相談を、咲良不動産にはこれまで何度もいただいてきました。
会社選びと同じくらい、いえそれ以上に大切なのが「担当者選び」です。どれだけ実績のある会社でも、実際に窓口になる担当者との相性やコミュニケーションの質によって、売却・購入の満足度は大きく変わってきます。今日は、これまで岡山市エリアを中心に1000件以上の取引に関わってきた立場から、「良い担当者」をどう見分ければいいのか、その具体的な視点を正直にお話しします。
「担当者との相性は運まかせ」と感じている方が9割近くいるという現実
不動産情報サイトLIFULL HOME’Sの調査によると、「担当者との相性は運だと思う」と回答した人は88.9%にのぼる一方で、「担当者の対応が重要だと思う」と回答した人は92.0%にのぼります。
つまり、多くの方が「担当者の対応が結果を左右する」と分かっていながら、「どう見分ければいいか分からないので、運に任せるしかない」と感じているのです。岡山市内で住宅の売却・購入をご検討中の方からも、「最初に会った担当者がそのまま最後まで担当になったけれど、正直不安だった」というお話を伺うことは少なくありません。だからこそ、あらかじめ「見分け方」を知っておくことには大きな意味があります。
「宅建士の資格を持っているから安心」とは限らない、業界の仕組み
意外と知られていないのですが、不動産の現場で日々お客様に対応している担当者が、必ずしも宅地建物取引士(宅建士)の資格を持っているとは限りません。これは特定の会社がどうこうという話ではなく、業界全体の仕組みとしてそうなっています。
令和7年度の宅建士試験の合格率は18.7%と、決して易しい試験ではありません。全国の登録者数は約121万人にのぼりますが、法律上「宅建士でなければできない業務」は、実は次の3つに限られています。
- 重要事項の説明
- 重要事項説明書への記名
- 契約書への記名
物件のご案内、お客様のご要望のヒアリング、価格交渉のご提案といった、実際のやり取りの大部分を占める業務については、資格がなくても法律上は問題なく行うことができます。会社としては従業者5人に1人以上の宅建士を置くことが法律で義務づけられていますが、目の前で対応している担当者本人が無資格であっても、それ自体は違法ではないのです。
もちろん、資格を持たない担当者だから対応が劣る、という単純な話ではありません。大切なのは「資格の有無」そのものではなく、「分からないことを分からないままにせず、資格を持つ社内の担当者や専門家にきちんとつなげられる体制があるか」という点です。岡山市・赤磐市エリアで物件をお探しの方が、こうした業界の仕組みをあらかじめ知っておくことは、担当者を見極めるうえでとても役立ちます。
信頼できる担当者を見分ける基準は「資格」より「やり取りの中身」
では、資格の有無で判断できないとすれば、何を基準にすればいいのでしょうか。不動産会社の営業担当者に関する調査(AlbaLink社・500人対象)では、信頼できると感じた担当者の特徴として、次のような回答が上位を占めました。
- 正直で誠実な対応
- 親身で丁寧な対応
- マナーや身だしなみ
この結果からも分かるように、多くの方が実際に見ているのは「資格を持っているかどうか」ではなく、「日々のやり取りの中身」です。ここからは、咲良不動産が岡山市エリアで1000件以上の取引に携わってきた経験から見えてきた、「良い担当者」を見分けるための3つの視点を具体的にご紹介します。
視点1:「誰が何を担当しているか」を聞いてみる
物件のご案内担当者と、重要事項説明を行う担当者が別の人になるケースは珍しくありません。この場合、契約直前になって初めて重要事項の説明担当者と顔を合わせる、という進め方をする会社もあります。
良い担当者・良い体制であれば、契約前の早い段階で「説明を担当する者と、事前にお話しする機会」を用意してくれるはずです。岡山市中区・東区で物件をご検討中の方は、初回の相談時に「重要事項の説明は最終的にどなたが担当されますか」と一言聞いてみることをおすすめします。この質問への答え方や体制から、その会社がどれだけお客様に向き合っているかが見えてきます。
視点2:「言いにくいこと」をどう伝えるかを見る
良い物件の魅力を伝えるのは、誰にでもできます。本当に信頼できる担当者かどうかが分かるのは、むしろ「言いにくいこと」をどう扱うかの場面です。
例えば、こちらが聞かなくても、物件のマイナス情報をきちんと先に伝えてくれるか。査定額を提示する際に、その根拠をきちんと説明してくれるか。「今の相場だと、想定より時間がかかって売れ残る可能性もあります」といったリスクにまで言及してくれるか。こうした点は、担当者の誠実さを測るうえで分かりやすい基準になります。また、質問に対して何でもその場で即答するのではなく、「正確なところは確認してからご連絡します」と言えるかどうかも、実は大切な誠実さのサインです。
視点3:「困ったときに誰に相談できるか」が見えているか
不動産の売却・購入では、境界の確認、隣地とのトラブル、税金や住宅ローンに関する疑問など、担当者一人の知識だけでは対応しきれない場面が必ずと言っていいほど出てきます。そんなとき、担当者が一人で抱え込まず、社内の専任の宅建士や上司、あるいは税理士・司法書士といった専門家にきちんと確認できる体制があるかどうかは、非常に重要なポイントです。
「分かりません、確認します」とすぐに言えること、そして確認した内容をスピーディーに折り返してくれることは、決して頼りなさの表れではなく、むしろ「一人で判断せず、組織としてきちんと責任を持って対応している」証拠です。担当者個人の見極めと、会社としての体制は、実は地続きの問題なのです。
まとめ:資格ではなく「やり取りの中身」で担当者を見極める
今日お話しした3つの視点を、あらためて整理します。
- 視点1:誰が何を担当しているか、役割分担が明確か
- 視点2:言いにくいことを、先回りして誠実に伝えてくれるか
- 視点3:困ったときに相談できる体制が、担当者の背後にあるか
宅建士の資格は、担当者の誠実さや対応力を保証するものではありません。大切なのは資格の有無ではなく、実際のやり取りの中で見えてくる「姿勢」です。これまで岡山市エリアを中心に1000件以上の取引に携わってきましたが、後悔のない取引ができたお客様は、契約書の内容や価格だけでなく、担当者とのやり取りそのものに納得感を持てていた、という共通点がありました。逆に、後から「もっとこうしてほしかった」という声をいただくケースの多くは、今回お話しした3つの視点のどこかにすれ違いがあったように感じます。
岡山市中区・東区・赤磐市エリアで不動産の売却・購入をご検討中で、今の担当者や会社選びに少しでも迷いがある方は、どうぞお気軽に咲良不動産へご相談ください。



